Yobou|予防
炎上しない案件は、
運ではなかった。
プロジェクトマネジメントや事業を見ていて気づいたのは、炎上しない案件には共通する設計があったということです。
予防は、炎上する前の段階で、役割・判断・構造を現場に整えるサービスです。
判断が崩れずに進む構造を、現場と一緒につくります。
Signs
こんな兆候が見え始めたら
火が見える前から、
構造はすでに揺らぎ始めています。
プロジェクトが大きく停滞する前には、問題そのものよりも先に、「誰が、何を、どこまで決めるのか」が曖昧になっていることがあります。次のような兆候は、判断の流れが崩れ始めているサインです。
最終判断を引き受ける人が、曖昧なまま進んでいる
進捗が定量的に可視化できていない
判断基準が言語化されず、暗黙知に偏っている
現場とマネジメントで、判断の前提が共有されていない
AIや外部ベンダーの役割が、整理されないまま進んでいる
Preventive lens
予防で見るもの
炎上の確率は、
設計段階で動かせる。
火が出なかった案件には、共通する設計がありました。役割の握り方、ボールの流し方、見えにくい作業の引き受け方。予防では、現場に入りながら、五つの観点で構造を整えていきます。
01
役割とゴールの握り
誰が、何を、どこまで決めるのか。何をもって「成功」と呼ぶのか。プロジェクトが始まった時点で参加者全員が握っているかを見ます。
02
判断のパスのスピード
ボールが特定の人の前で止まらない仕組み。自分が判断できないと分かったら即座に上に上げる。連絡の線を太く作る。抱え込まずに共有する。その経路が機能しているかを見ます。
03
見えにくい作業の所在
議事録の整理、関係者への根回し、品質チェック、リスクの洗い出し。明示されにくく進む作業が、誰かの善意や勘に頼らず、引き受け手を決めているかを見ます。
04
動ける環境の設計
ズレを口に出すことが許されているか。ダメ出しが人格批判ではなく構造の修正として扱われるか。失敗の報告が、責任追及ではなく対話のスタートとして受け止められるかを見ます。
05
判断を引き受ける人の配置
「この責任は自分の責任で決める」と決めている人が、現場にいるか。身軽や肩書きではなく、当事者として判断を引き受ける人の存在を確かめます。
Engagement
取り組みの形
プロジェクトの状況に応じて、関わり方を選びます。
A / Spot
初期接続(スポット)
プロジェクトの初期段階や、進め方に違和感が出始めたタイミングで、一時的に現場に入り状況を整理します。
これから必要な判断の洗い出し
判断の引継・役割分担の整理
数か月後のキックポイントの見取り
B / Continuous
継続支援
プロジェクトの進行に合わせて、一定期間、現場に入りながら関わります。判断の滞りや現場と経営状態をつくります。
判断の場への同席・整理
資料実物の確認と共有
自走できる状態までの伴走
C / Review
定期レビュー・壁打ち
大きな判断ミスや炎上を防ぐため、定期的なレビューや壁打ちを通じて、判断の質が保たれる状態を支えます。
現状対応の整理・壁打ち
第三者視点での論点整理
判断の精度を保つためのフォロー
Other services
ほかの入り方
状況によって、適した入口は変わります。
予防は、火種が見え始めた段階で機能するサービスです。まだ全体像が見えていない場合は診断から、すでに火が出ている場合は鎮火から、それぞれ別の入口を選びます。
なお、短時間の助言だけで大きな改善する状況や、実行や作業の代行のみを求める場合、予防は機能しません。
Further reading
代表の考察を読む
炎上しないプロジェクトは、運がよかったわけではありません。私はプロジェクトの炎上を10年以上、仕事にしてきました。火を消す現場ばかりを見てきた一方で、最初から火が出なかった案件にも関わってきました。それらに共通していたのは、たった3つの特徴でした。
代表・村田崇文が、炎上しないプロジェクトの設計について書いた一節を、個人サイトで公開しています。